つらい関節の痛みを緩和してくれるグルコサミン。
加齢と共に磨り減ってしまう関節軟骨の再生を助けてくれる成分です。
近年、このグルコサミンのサプリメントが各社から販売されるようになり、注目度も一気に高まっています。
では、一日にどのくらいのグルコサミンを摂れば効果を期待できるのでしょうか。
その点を解説しましょう。
製薬会社や食品会社が製造しているグルコサミンサプリメントのパッケージを観察してみると、「一日8粒を服用」とか、「毎食後3粒を噛み砕いてください」などと書かれていますね。
つまり、これが一日の服用分ということになりますが、それらは全て一定の基準を元に計算されています。
それがアメリカのアリゾナ大学教授が算出したグルコサミン必要量です。
同教授の計算によると、体重が54kgまでの人であれば一日1000mgのグルコサミンが必要ということです。
54kg以上90kg未満の場合一日1500mgとなっています。
日本人女性のほとんどは54kg以下でしょうし、男性は54~90kgの中に入っていると思われますので、「女性は1000mg、男性は1500mg」と言ってしまってもいいでしょう。
各社の「一日○粒」という用量も、この数値を元にして決められているのです。
これ以上のグルコサミンサプリを飲んでも、体外に排出されるだけですので余り意味はありません。
サプリメントの無駄になりますので、正しい用量を飲むようにしましょう。
また、一日の用量をまとめて飲むのではなく、3分割にして毎食後に服用するようにするとさらに効果的です。
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日本で80万人以上が罹患していると言われている変形性関節症。
「立ったり座ったりすると膝が痛む」とお年寄りが言うのを聞いたことがあるかもしれませんが、まさにこれが変形性関節症の典型的な症状なのです。
これを緩和できると期待されているのがグルコサミンです。
膝軟骨の再生を助け、痛みを軽減してくれます。
しかし、グルコサミンには重い副作用はないのでしょうか?端的に言えば、重篤な副作用は報告されていません。
安心して服用できる成分であるといえるでしょう。
とはいえ、軽微な副作用は報告されていますから、ここで紹介しておきましょう。
まず、グルコサミンを過剰に摂った場合、胸焼けや胃の痛みが出る場合があると報告されています。
以前ポルトガルで行われた大規模な臨床試験では被験者の1割程度がこの副作用を訴えました。
しかし、どんな成分でも過剰に摂取すればこのような症状が出ることが分かっていますので、グルコサミンに由来する副作用とは言えないでしょう。
逆にグルコサミン独自の副作用として血糖値の上昇が見られる場合があります。
これは、糖尿病患者の場合に問題となりますが、糖と構造が似ているため、血糖値が上がりやすくなるといわれています。
しかし、3年間の連続投与を行っても血糖値が上昇しなかったという報告もあります。
最後は甲殻類アレルギーの副作用に関して。
グルコサミンサプリメントはエビやカニなどの甲殻を原材料としているため、これらの食品にアレルギーを持つ人は副作用が出る場合があります。
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グルコサミンは肌や軟骨の再生に深く関係しているアミノ糖で、変形性関節症の予防や症状緩和に効果があると言われています。
では、実際にグルコサミンの摂取を必要としている人について解説していきましょう。
まず、男性よりも女性のほうがグルコサミンを必要としています。
というのは、女性は男性ホルモンの分泌が男性と比べて5%しかなく、強固な骨格や関節を持つことができません。
それで、関節の構造が男性よりも弱くなっており、関節内の軟骨にかかる負担が相対的に大きくなっていると考えられています。
それなので、男性よりも女性のほうが軟骨の磨耗速度が速くなる傾向があります。
特に40代を過ぎた女性で、かつてスポーツをやっていた経験がある人や外反母趾の人は要注意です。
特に痛みを感じていなくても、予防的な意味合いをこめてグルコサミンを摂るようにするとよいでしょう。
また、高いヒールを履くことが多い女性も膝に負担がかかりがちですから、将来変形性関節症に悩まされる可能性があります。
もちろん、グルコサミンを必要とするのは女性だけではありません。
男性も加齢と共に体内のグルコサミン濃度が低下しますから、膝軟骨再生のためにグルコサミンを補ってやる必要があります。
特に男性の場合、スポーツで激しい運動をしていた人が関節痛を抱える可能性が高いようです。
さらに、その運動をしていた当時に半月板損傷やじん帯損傷を経験していると、膝痛に悩まされる場合があります。
積極的にグルコサミンを摂って、関節痛を予防しましょう。
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グルコサミンは変形性関節炎の予防や痛みの軽減に効果が期待されている健康成分です。
軟骨の再生に役立つと考えられていますが、体内のグルコサミンレベルを引き上げるには、意識的にグルコサミンを摂取する必要があります。
グルコサミンが足りなくなった場合、注射でそれを補う方法もありますが、手軽なのは経口投与、すなわち口から取り入れる方法です。
実際、グルコサミンを含む食品も多くあり、それらを食べることで自然な形でグルコサミンを摂取することが出来ます。
例えば、うなぎやフカヒレ、エビの殻などにはグルコサミンが含まれています。
大きなエビの殻はそのままでは食べられませんので、小エビを食べるのが効果的であると言われています。
植物性の食品にもグルコサミンが含まれるものがあり、その代表的な存在が山芋です。
山芋のあのネバネバの正体はムコ多糖類であり、これにはグルコサミンや、これと補完作用を持つコンドロイチンも豊富に含まれています。
同じようにネバネバ物質を持つオクラもグルコサミンを含む食品です。
ただ、うなぎやフカヒレをそんなにしばしば食べるわけにもいきませんし、植物性のグルコサミンを摂るのも限界があります。
特に中年以降の世代では、減っていくグルコサミンを補わなければなりませんので、食品による補給では間に合わないことがあります。
そういうときには健康補助食品であるサプリメントの出番となるでしょう。
一日1500mgものグルコサミンを手軽に摂ることができます。
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